前回は、ビーノにグリップヒーターを取り付けるべく下準備をしていました。⬇️
その後も仕事が忙しく、ようやく休日の午後から再開です。
さて、グリップヒーターの仕組みはいたって簡単。
赤線が電源取り用の+極、青線がアースの-極。
電気をシルバーの電熱フィルムで発熱させて、そのコントロールをスイッチで行います。
まずはフロントを開けて配線ルートの確認。
スイッチを先に固定させてから取り回していきましょう。
先日加工したスイッチボックスは右のミラーステーを使って固定させます。
仮組みしてみました。
どうでしょう、ビーノのアクセルホルダーも同じアルミ地なので違和感なく見えますね。
次は、電熱フィルムをグリップに巻いていきますが、前回も触れたように右側の付属ビニールテープは使いません。
左側の絶縁テープは滑りにくくベタつかず、引っ張り強度も高くてお気に入りのアイテム。
そのテープで、フィルムをグリップに密着させるように止めていきましょう。
テープ同士が被らないように巻くのがコツ。
少しの段差でも握った時に凹凸を感じてしまうのは個人差かもですが、後々の見た目にも影響出てきますので。
ここからは、配線の取り回しになります。
右手アクセルグリップは矢印の範囲を往復するので、配線もそれに合わせて動きます。
少しでも配線にストレスが掛からないようにアーチ状に弛む位置で調整したら、ブレーキケーブルにタイラップで固定します。
アクセル側の配線は、アクセルやブレーキワイヤーと一緒に、ハンドルポストの切り欠きへ導き入れるだけなので簡単なのだが、、、、
反対側のリアブレーキ側は、指で差している箇所は切り欠きではなく小さい開口だけで、このままでは配線が通せません。
そんな時は躊躇なく切る(笑)。
そして、ギボシ端子を取り付けたら、、、
先程の小さな開口部分に通して繋ぎ直しましょう。
アース用の青配線の先っぽにクワ型端子を取付加工します。
アースの取口はこちら。
先客のUSB充電用のアースと同居させていただく事になりました。
次に赤配線の電源取口は、同じくUSB充電用の+線に割り込ませました。
これで、キーをONにした時だけ通電する仕組みなので、バッテリーにも優しい、、、はず。
ただ、ビーノのバッテリー容量は元々少ないのでどうでしょうね。
仕上げに入る前に通電確認です。
キーONにした瞬間から、ポカポカと熱が発生しました。
成功ですね。
いよいよ仕上げに移ります。
並べた熱伸縮ラバーは、右の2枚が付属品。
コイツも前回にも述べましたが、表面がツルツル滑って使い物になりませんので、左の滑り止め加工入りのラバーを使っていきます。
電熱フィルムを固定した状態のグリップに
熱伸縮ラバーをグリップに通して被せたら
お馴染みのヒートガンでグリップ先端側から熱していくと、、、
キューっと縮んでピタッと張り付きます。
左右ともに装着出来たら完了です。
右アクセル側スイッチ回りです。
左右全景。
所々にブラックでアクセントが入って、だんだん男前になって来たー。
さて、明日の出勤が楽しみ~。
それでは、、、。