mainte_man’s diary

『行き当たりばったりな生き方』を楽しむ。

バイクからのメッセージ、、、。


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おはようございます。

先日の夏日は何処へと思わせる涼しい朝だ。

 


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最近の出来事だが軽い腸炎で休んでいた。

最初は何かお腹が張っている感じで、デスクワークでパソコンに向かい椅子に座ると動悸と軽い貧血が起きて息苦しくなった。

自宅では微熱と下痢に変わり、翌日は会社を休み気乗りしないが病院へ、あとはとりあえず薬を飲み寝るだけで症状は2、3日で回復した。

寝てる間は仕事の事、体調の事、家庭の事と色んな思考がグルグルと頭の中を巡るものだ。

腸炎と貧血の因果関係はわからないが、昔から健康診断の血液検査では良い結果が出ないとか、いつもなら考えないような事で有り余る時間を潰せる。

まるで連想ゲームのように、思考は次々と沸いては移っていくが、血液から連想してたどり着いたのはバイクのオイル交換だった。

ドロドロの血液はドロドロのオイルと似ているが、なぜその発想にたどり着いたかは覚えていない。

結果的にこの休養がバイクのオイル交換を長いことしていない記憶を思い出させてくれた。

 

 

 


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さて、体調も戻ったあとの最初の休みが来た。前回のオイル交換時期が思い出せないが、2年は経過しているだろう。

 

 

 


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現在の走行距離が17.119km。

 

 

 


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約1年前の車検時は17.047kmと年間たったの72km走行もさることながら、コロナ禍以降もまともに走っていない事から考えると、おそらく前のオイル交換から200kmも走っていないはずだ。

 

 

 

 


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オイルゲージは規定量を示し減った気配すらなく、、、。

 

 

 


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暖気運転後オイルを抜くが、トロトロと粘度も高くそこまで汚れていない状況からすると、やはり約2年前のものと確信を持つ。

 

 

 


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念のため計量もしてみるが、スポーツスターの規定量である2クオート強(約2リットル)がきちんと入っていた。

 

 

 


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入れるオイルは知る限りハーレー推奨では一番安い〈DRAG〉エンジンオイルの20W50だが、オイルは交換した後に次回分を慌てないように買い置きすると決めている。

安いオイル信者は、更にセールも見逃さずに買い足すのが美学だ。

 

 

 


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だが、オイルをストックしていた箱の中から現れた前回購入2020年9月と約4年前の納品書が語る真実にさっきの2年の確信は疑念に変わる。

更に4年も熟成保管のオイルを使う訳だが、腐るものでも無く成分的に問題ないとは思いつつ、愛車に対する罪悪感はカナリア諸島並にかなり大きい。

 

 

 


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せめて〈ベルハンマー〉を添加して性能アップとエンジンへの労りの念を持つ事で心を落ち着かせた。(注意:ハーレーのようにプライマリーギアとエンジンブロックが分かれているバイクはエンジンオイルに混ぜて使えますが、それ以外の殆どのバイクに間違って使うとクラッチが滑って使い物にならなくなります。)

 

 

 


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オイル交換後、馴らし運転に向かうが〈ベルハンマー〉のお陰か、走り初めのメカニカルノイズが段々と静かになるのがわかると同時に、『癒されるわ〰️』とバイクの心の声が聞こえた。

 

 

 



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暑いのでいつもの海に向かい、木陰でキンキンに冷えた缶コーヒーでひと息つく。

ふと思うのは体調不良が切欠で今回のオイル交換に至った一方で、実はバイクがオイル交換して欲しいと発したメッセージだったのではと、相変わらずバカな思考が止まらないのは、自身の体がまだ疲れているのかも。

 

 

それでは、、、。