mainte_man’s diary

『行き当たりばったりな生き方』を楽しむ。

『休日はメンテマン❗』良くも悪くも、、、。


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おはようございます。

 

毎朝晩、人と同じように涼むこの光景はいつまで続くのだろう。

 

ケイくん『あちー、そろそろ部屋に入れてくれ~。』

 

 

 

 


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お望み通りに暑がりケイくんを快適な部屋へ押し込み、今日は久し振りにメンテマンのミッションをしぶしぶ遂行。

 

ここ数ヵ月は過酷な暑さの屋外作業には重い腰が上がらなかった。

 

『暑いのが嫌ならやらなきゃいいじゃん』と家族に言われるのがオチなので黙っていたが、実はやらざるを得ない理由があるのだ。

 

徒歩で片道20分弱の駅までの道のりは、雨の日も風の日も太陽が照りつける日でも、愛車〈ビーノ〉に股がりアクセルをちょいと捻れば、心なしかボリュームを失った年相応の髪がヘルメットで微妙に押し潰されるかどうかのナイスタイミングのうちに運んでくれる。

 

しかし、ここ最近はエンジン始動がもたつき、無事に走り出したは良いが加速にいまいち力が無くて駅に着くまで1分以上のタイムロスに繋がる。

そのお陰でセットした髪型が微妙に押し潰されるかどうかのナイスタイミングを超えてしまい、駅のトイレでセットし直す羽目になるので、電車の時間も逆算して動かなければならないという負の連鎖が生まれるのだ。(泣)

 

その解決にはコンマ一秒を争うレース界バリに1分以上のタイムを絞り出すメンテが最大のミッションだ。(もちろん髪型と同列でエンジン不調を治す事がミッション。)

 

おそらく不調の原因はキャブレターの詰まりと推測するが、この連休にゆっくりやれたはずのメニューなのに結局気がつくと切羽詰まるのは、やはり子供の頃から変わらずじまい。

 

 

 


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たかがキャブレターいじりを躊躇してたのは、暑さで気乗りしなかった事もあるが、スクーター特有の過剰外装をこの状態までバラす必要があり超面倒臭いのがもうひとつの理由だ。

 

 

 

 


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そのバラされた外装がこちらのグループ。

止めてるネジやボルトも多くて意外と大仕事なのをご理解いただけるだろうか❓️

 

 

 

 


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こんな手のひらサイズのキャブレターを摘出するのに掛かる労力を体験したら、バイク屋さんの偉大さが判ります。(金銭的に余裕のある人は是非バイク屋さんに依頼すると暑さ問題も解決だ。)

 

 

 


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摘出したボディにはうっすらとオイル染みが伺えるが、これが不調の原因とは思えない。

 

 

 



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一般的には、エアクリーナーフィルターの汚れが原因とも言うし分解したが、目視では目立つような不具合はないが、、、。

 

 

 

 


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しかし、クリーナーで掃除したらこれだけの汚れが流れ出た。

 

 

 


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さらにこんなものまで吸い込んでいたが、その正体は枯れた松葉。(どのようにして入ったかは謎。)


この際、表も裏も徹底的に掃除してレストアしたあの頃みたいに一度リセットして見ました。

 

 

 


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白く劣化したエアクリーナーBOXはそれが不調の原因では無いものの、余計な作業だがシリコーンスプレーでの艶出しに顔もにんまりと自己満足度を上げる事で、メンテ魂に弾みをつける。

 

 

 

 


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さて本題のキャブレターはエンジンを50ccから68ccにボアアップしているにもかかわらず、これと言った調整をしなくとも普通に走れた事を理由にジェット類の交換はしていません。

折角なのでセオリー通りに番手を1つか2つ上げてセッティングして見ました。(いじる事で調整の沼にハマるのは覚悟の上でしたが、、、これが良くも悪くも尾を引くことになる。)

 

 

 


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この後、セッティングが1回では決まらず、町内を最低限必要な外装をまとい、走っては脱着を繰り返しジェット変更を3回ほどやったところで、ここでようやく排気量に見合ったパワーが出せるまでになりました。

 

 

 


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セッティングの為に暑い海まで試走を繰り返しましたが、実に6時間くらい格闘した頃には暑さも心地よい程に体も麻痺していました。

 

 

 

 


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しかーし、その努力と流した汗の量は無駄にはならず。

エンジンも一発始動が甦り、走りに関しては昔からよく〈羊の皮を被った狼〉と言いますが、まさに相応しいアップデートが出来て良かったと思います。

 

そして本来のミッションだった、髪型キープに要する1分以上のタイムロスも解決することでしょう。

 

と、ここまでは暑さも忘れて達成感で充実していましたが悪いことに、、、

 

 

 

⬆️父ちゃんの夏休み、、、初日は熱中症で始まったが、なんと6時間の代償が最終日も軽い熱中症状でダウンして大人しく寝て過ごす羽目に。

奥さまからは『学習しない小学生か❗』とツッコミが入るというオチで終わる、、、。

 

それでは、、、。