朝日がまぶしい今朝の散歩道。
だいぶ暖かくなって来ましたね。
⬆️さて、前回は息子くんにあげたバイクの不調の原因が概ね判明しました。
その日の夜に、ガソリンの漏れテストをしてみました。
水をガソリンに見立ててハンドポンプでシュコシュコして見ました。
全くの予想に反して漏れて来ませんね?
今回のエンジントラブルと思われる原因はキャブレターからのオーバーフローとしか考えられません。
車体からの取り外しは、ガチャガチャ傾けたりしますから、漏れの状態が解除された可能性もあります。
でもどういった状況で、あの5リットルにも及ぶガソリンがオーバーフローするのかが謎です。
そして、本日荷物が届きました。
中身はこれ。
〈キースター〉のFCRキャブレターの燃調キットです。
お値段は張りますが、新品キャブレターを買ったと思えば安いもの。
こちらの燃調キットは名前の通り、FCRキャブレターのポテンシャルを引き出す為に、ジェット類があらかじめ数パターンの組み合わせで指示されており、プラグの焼け具合を目安に組み換えるようです。
且つ一般的な消耗パーツまで入っている夢のようなキットです。
更には、メーカーでは非分解指定のボディの真ん中あたりのジェットブロックと言われる部分に複雑な形状のパッキン類が入っており、ここが劣化すると不調の原因に直結するとか。
現に、上の2枚の画像にあるように繋ぎ目あたりにガソリン変色跡がにじみ出ています。
この部分がかなり怪しいと見て、禁断の非分解作業を自己責任でやって行こうと思います。
くうー、じびれるぜ(笑)。
という事で、ここまでの一般的な分解が終わりました。
さて、ここからが本番の領域です。
覚悟はしていましたが、やはりネジ穴をなめてしまいました。
2.5mmの極小ボルトにロックタイトが塗ってある時点でメーカーの非分解指定としている意図が伺えます。
なめたボルト頭はドリルで削るのが手っ取り早い。
綺麗に頭だけ削れましたので、、、
プラハンマーで本体を軽く叩くいて上手いこと分離に成功しました。
残ったボルトは、ペンチ(ネジザウルス)で掴んで、、、グリグリ。
こちらも無事に摘出が出来ました~。
あらためて非分解指定と言われる箇所を眺めて見ます。
汚いのはともかく、経年劣化でゴムはカチカチになりところどころが割れていました。
なるほどこれではキャブレターとしての正常な動作もしてなかったのでしょうね。
どうりでアイドリングも安定して無かったはずだ。
これですべての分解作業が終わりました。
気がつくともう夕方、お湯に魔法の白い粉〈サンエス〉を溶かした中に、各パーツを沈めて本日は終了です。
明日の朝には、汚れも浮いている事でしょう。
まだまだ続く。
それでは、、、。