⬆️先日の続きです。
一晩洗浄剤に浸け置いてたキャブレターでしたが、除去出来なかったのはセメント並みにカッチカチに硬化した液体ガスケット。
コイツをカッターで削ぎ落とすだけで数時間かかりました。
カッター刃を何枚使ったでしょうか、重要な合わせ面ですのでキズを付けないよう慎重に。
時間をかけて作業した甲斐があり綺麗に削る事が出来ました。
こちら側のカッチカチの古いガスケットも同様に削る。
合わせ面に掘られていた溝は、液体ガスケットを充填させて密閉性をあげる為のものと思われる。
ここも丁寧に掘り起こすのに骨を折りました。
さて、すべてのパーツ点検が終わり組み立ての準備が整いました。
ここ一番の緊張感を楽しみながら、非分解指定部品を組み付けて行きます。
前回紹介した〈キースター〉の燃調キットには専用の液体ガスケットやグリースもセットに入っています。
それらを使って、綿棒で丁寧に液体ガスケットを適量塗り込んで、無事に合体させることが出来ました。
一番の峠を越えたところで、サクッと組み立て完了です。
直ぐにでも車体に取り付けて、エンジン始動へと焦る気持ちを抑えて、本日は終了。
液体ガスケットが完全に硬化するまでもう一晩寝かせましょう。
次回に続く。
それでは、、、。