おはようございます。
今朝の空にはクロスした飛行機雲が見えました。
梅雨の晴れ間に、出勤前のケイくんとの散歩ですが、青空が思いのほか綺麗で気持ちの良いスタートがきれました。
散歩の帰り道は、いつもの先輩ネコと井戸端会議。
先輩の『ニャーオニャーオ』が『おはようおはよう』と聞こえるのは気のせいか❓️
しきりに『ニャーオニャーオ』と話しかけて来るのですが、ケイくんはじっとそれを聞いているだけ(笑)。
父ちゃん『あの~水を差すようで申し訳ないのですが、、、そろそろ仕事に行かなくてはならないので、、、。』
そしてマイペースな彼は、いつものクールタイム(笑)。
⬆️前回は、瀕死のバイクを再生する為に入手したエンジンの素性を調べていましたね。
ここ最近の蒸し暑さで、外での作業は気が乗らず、、、新旧エンジンに触れるわけでもなく、にらめっこが続いておりました。
涼しい朝を見計らい、少しずつ進めておりますが、、、。
ドナーとなった瀕死の〈アプリオ〉エンジンから必要なものだけを取り外し移植していく上で、最も重要なパーツがあります。
それは、こちらのフライホイールカバー(ジェネレータカバーとも言います。)の中に隠れているジェネレーターコイルになります。
前回も話していますが、格安で入手出来たベースエンジンには、このジェネレーターコイルがついておりませんでした。
理由は、純正部品としての供給が終わっている事で、中古品もまあまあ高値でバラ売りされているのが現状です。
さらに、ジョグ系エンジンだからといっても年式で配線の数やカプラーの形状が違うので、瀕死のアプリオとはいえジェネレーターコイルはそのままの移植がマストとなります❗
さて、この中に入っているはずのジェネレーターコイルですが、開けてみないと使える状態なのかも不明ですし、そもそもどのバイクにも言えますがジェネレーターコイル自体、消耗部品の類いなのでヤフオクの中古品なんて一か八か感はありますね。
兎に角コイツが無いことには、バイクを動かすのに必要な電力が発電出来ませんし、故障してない事を祈るばかりですよ。
そして、このカバーはセンターのナットを取り外しただけでは簡単に外れてくれません。
コイルの周囲に電磁石があることで、このカバー自体が強力な磁力で張り付いており、非力な腕力ではびくともせず、ただ引っ張るだけでは抜くことが出来ないのです。(仮に腕力に自信がある人でもまず無理とは思いますが、、、。)
⬆️という事で、本来はフライホイールプーラーという専用工具で抜く必要があるのですが、1回しか使わないものとしては高価過ぎます、、、(15000円+送料って、ジャンクのスクーターがもう1台買えるやん。)
⬆️また、他も調べたら手が出せそうな2000円ほどの汎用工具もありますが、3本の固定ボルトのサイズが違うので、これとは別に合いそうな6mmボルトを準備する必要もあります。
という事で他に外せる方法がないものかとネットでググってみたら、これを自作している猛者達がいらっしゃいますね。
という事で、早速オマージュさせていただくことにしましたよ(笑)。
用意するのはこちらの〈ナット付き角座金〉という建築用のプレートです。
近所のホームセンターには無かったのでAmazonでポチりましたよ。
これにM16サイズのボルトを組み合わせると、締め込みながらカバーを抜いていく事が出来るはずです。(これが上手く行けば、材料費500円弱で済みます。)
それでは方眼紙に計測した寸法を写し、型紙を作ります。
型紙をコイルカバーにあてがい、3ヶ所のボルト穴をヘラの先端で擦ったら正確な穴位置がトレース出来ます。
トレースしたボルト位置をめがけて、ポンチでプレートに印を打刻します。
あとは、卓上ドリルで6mmボルトが入る穴を開けて完成です。
さっそく適当な6mmボルトで固定し、スパナを噛ましてボルトを回せば、バキンっと大きな音と共に磁石から剥がれる感覚で無事に外れましたよ。
その中からお宝のように光輝くジェネレーターコイルが姿を表しました。
次に慎重にジェネレーターコイルも取り外してみましたが、、、
その裏側に隠れていたオイルポンプは例のサビに飲み込まれてご臨終でした。
見た目には再利用出来そうな雰囲気は漂っているジェネレーターコイルですが、、、
よーくみると、電磁石の表面にはここぞとばかりサビに侵されていますね~。
とは言え、コイツだけは何としても再利用させないとこの先には進めません。
ここでもサビに悩まされる~。
それでは、、、。