おはようございます。
ケイくんの朝のルーティン。
散歩が終わると速攻で扇風機の前に滑り込みます。
梅雨の晴れ間は湿度が高くて、毛皮をまとうケイくんの不快指数は人のそれ以上と見てとれます。
ケイくん『あー、涼てぃ~。』
ケイくん『気もてぃ~よきよき。』
当面は毎朝このルーティンが続きます(笑)。
⬆️そんな一方で、前回辺りから瀕死の〈アプリオ〉の症状が徐々に明かされつつありますが、、、悪い方に向いている感は否めない。
マフラーから湧き出た謎の水の正体を一刻も知りたいと、先にオイルタンクを取り外してからエンジンを降ろしにかかります。
そのオイル処理には、子犬の頃に使わなくなったケイくん用のオシッコ吸水シートが大量に余っているので、古いオイルを吸わせるのには重宝します。
オイルが抜けたら、ガチャガチャと配線やらボルト類を取り外してフレームからエンジンを切り離しましたよ。
さてさて、じっくりと考察してみますが、、、
おや、ムムッ、ゲゲゲ~。
ジョグ系の持病とも言えるマニホールドの亀裂については前回も触れましたが、ダストカバーをめくってみたら、隠れていた付け根の亀裂がえらく大きい事に気付く、、、。
嫌~な胸騒ぎと焦る気持ちを落ち着かせる為に、ここで一曲。
♪僕らはみんな生きている~生きーているから~笑うんだ~(中略)
♪マ~ニホールドを太陽に、、、♪
♪透かして見れば~♪
透かしてみたら、大きなひび割れから光が漏れてます。(汗)
すみません、段々と壊れてくる気持ちを落ち着かせるべく、替え歌で気を紛らわせましたよ。
♪生き~ているから~かなしいんだ~♪
どうやらマニホールドの亀裂から、この画像のリードバルブを伝ってシリンダー内に水が侵入した様子。
実際に砂混じりの水汚れが見てとれます。
では、腹をくくってエンジンヘッドを開けていきますよ。
ヘッドカバーの裏にはいきなりサビの塊が。
シリンダーのなかに見えるピストンヘッドには良く見るカーボンの蓄積ではなく、まさに泥のようなサビとオイルの蓄積でした~。
サビで固着したシリンダーは何とか抜けましたがご覧の通り、、、再使用不可。
勘弁してくれ~ピストンだけでは収まらないサビは、さらにクランクケース内の奥にまで広がっていましたよ。
中を覗くとクランクシャフトはサビで固着しており、押しても引いてもピクリとも動きません。
キックペダルが動かなかった原因の根元は実はここにあったのだと、ようやく確信しました。
そしてエンジンを傾けたらダメ押しでサビ色の水まで流れ出て来ましたよ、、、。(チーン)
やはりこれはタダ(無料)のゴミだった、、、。
エンジン内にエイリアンが住んでいるとか、冗談をかましている場合ではなかったのね、、、。
これは終わったの、、、か❓️
ケイくん『そうだね父ちゃん、俗に詰んだとも言うね。』
それでは、、、。