『ビーノ再生計画②』の続編です。⬇️
先日のブログで、子供の二段ベッドを高床ベッドにリメイクしたのち、更にその廃材でリメイクされたワークテーブル。⬇️
過剰とも見えるサイズのテーブルの端っこに、デスクマットとゴムシートをちょこんと乗っけて保護の為に準備する、、、
その上に、重たい〈ビーノ〉のエンジンを抱え、慎重に慎重に、エンジンよりも腰の負荷に全神経を集中させながらドーンと載っけました。
今回はリメイクされたワークテーブルの強度確認も兼ねた作業です。
ここまでを自身でお膳立てしてあげたら、くすぶっていたメンテマン魂にもようやく火が灯った❗
そして作業し始めて一番の感動は、これまで地べたにしゃがみこんでやってたバイクメンテが、自分の腰高に合わせたワークテーブルのお陰で、、、
『楽チン❗』
世の中のオジサンに優しい仕様でございます。
両足で踏ん張って力を入れれる環境は最高。
マフラー外して、カバー類、キャブと順調にバラしていきます。
反対側にも回って、ミッションケースの脱着を試みますが、ネジが固着しています。
ならばとショックドライバーでガツンとネジ頭に喝を入れると、、、
何事もなくネジが緩んで外れました。
つくづく作業環境の大切さをここでも感じた。
樹脂カバーとミッションケースの間には、何の為か❓スポンジが挟んであります。
ケースの腐食でへばりついていたので、破かないように優しく剥がします。
ミッションケースのネジを全て抜いたら、ゴムハンマーで軽く叩くとパカッと外れます。
目視ですが、プーリーもベルトも綺麗でベルトの削れカスも出てませんので、ここのメンテは後日に回します。
ただカバーだけは気持ち軽く洗浄して一旦戻しておきます。
次の作業はピストンシリンダー周り。
プラグを抜くと油でギトギト。
ここで違和感。
マフラーを外したシリンダーの排気ポートが明らかに半分しか空いてないように見えます、、、。
蓄積されたカーボンが地層のように堆積していると思ったが、堆積物であれば画像の縦半分でなく下半分っていうのが重力の法則だろうし、そもそも走行距離一万キロにも満たない車両がこうなるはずもなく、、、。
どうも純正はこの状態が正常のようです。
黒く見えるのは確かにカーボンでしょうけど、表面に付着しているだけですね。
これってメーカーで最適に計算された設計なのだろう。
今回はここまで、次回はいよいよヘッドカバーを外して気になるシリンダー内を見ていきたいと思います。
それでは、、、。
『ビーノ再生計画③』分解編②に続く⬇️
シリーズはじめからの『ビーノ再生計画①』宣誓編はこちら⬇️