⬆️前回は何となくエンジンは掛かりましたが、キャブのセッティングが合わずにまともに動かない状態でした。
さて、どうしたものか、、、。
すると、、、
『あなたはパワーアップという欲に惑わされて基本を忘れてはいませんか?』
という神の声が降りてきました(笑)。
そうでした、リペアをする前までは動いていたエンジンですから、元のセッティングに戻してまずは原因特定に近付けて見ましょう。
動いていた時のジェット類の番手は
メインジェット #110
パイロットジェット #38
ジェットニードル クリップ上から2段目
でしたね。
汚いですね~、こちらが当時より付いていたパイロットジェットです。
今回はジェット類は全て再利用にはなりますが、本体をバラした際に使ったキャブクリーナー〈ヤマルーブ〉を使ってクリーニングを済ませた後に、組み付け直してみました。
初心に戻ってみた結果、復活おめでとう❗
嬉しくて試運転に来ました~。
不調を抱えつつも、それが当然の性能と勘違いして乗っていたここ数年間でしたが、、、本来の性能を取り戻したキャブにより、好調なエンジン回転、加速、音にびっくりです。
アクセルを軽く開ければ身体が後ろに持って行かれる感じは、コイツに乗り始めて20年超えましたが初めての経験です。
いや~楽しい❗
もう、このままで良いやん~
大成功でした。
存分に試運転を楽しんだあとはお決まりの缶コーヒーブレイク(笑)。
そして、コーヒー飲みながら思う事、、、息子くんはこの250ccKLXの不調がきっかけで400ccDRZを買った訳です。(本人は未だにコロナ自粛外出禁止で一度も乗ってないが。)
今日の試乗で感じたのはノーマルキャブの400ccよりもパワー感はKLXの方が上ではないのか?と思える仕上がり具合。
ということで、KLXの余韻覚めやまぬうちにDRZに乗り換えて同じルートをコピーしたように乗り比べて見ました(缶コーヒー2本目 笑)。
結果、KLXおめでとう❗あなたに1票。
DRZ400は確かに乗りやすいのですが、ドカンというパワーが感じられない優等生といった乗り味です。
バイクに求めるフィーリングというのは、人によって様々だと思います。
しかし、この事は今のところ息子くんには黙っておこうと思う父でした(笑)。
めでたし。
それでは、、、。