さて、これはいったいなんでしょうか。
スズキ派のスズキスキスキのスズ菌感染者な方にはもうお分かりでしょう。
正解はスズキのカタナのこの部分、サイドカウルでした。
勿論、私のものではございませんが、会社のバイク仲間からの修理依頼でございます。
表は綺麗ですが裏はこの通り、カウル劣化あるあるの差し込みピン折れですね。
既に修復歴有りではあるが、同じところが取れています。
こちらの補修方法は、二液性の接着剤のようですが、残念ながらこれじゃ駄目ですね。
カッターでホジホジすると、簡単綺麗に剥がれ落ちます。
これだと最初の内はくっついた様に見えるのですが、実際は母材にまとわりついてるだけで強度は全く保てません。
という事で、ABS素材にはこれしかないと、私のブログでは毎度お馴染みの〈プラリペア〉。
〈プラリペア〉愛好家として、これまでいくつのリペアをしてきただろうか。
⬆️あの時も、、、
⬆️この時も、、、
前回はニンジャで今回はカタナと、複数車両持ちの依頼主専属修理屋と化している私ですが、息子くんの初代バイクKLX250SRもこの人から格安で買ったんだったな。
長い付き合いだ~。
さて、古いエポキシ系接着剤が除去できたら、アルコールで丁寧に脱脂して、、、
〈プラリペア〉で溶着していきますよ。
こちらはエポキシ系と違って、母材を溶剤で溶かしながら特殊な粉末を染み込ませて固める接着手法ですので、強度には自信有り。
ひとまず今夜はここまで。
翌日は曇り空、海は静かで穏やかでした。
冬は気温が低いので、いくら〈プラリペア〉が速乾性があるとは言え、しっかり一晩以上は乾燥させました。
遅い散歩から帰っての確認、良い感じに固まってくれていますね。
リペアした部分を摘まんでグルグルと乱暴に振り回してみましたが、さすが〈プラリペア〉びくともしません。
希少車のカタナですから、純正パーツも希少。
この先も綺麗に維持して元気に走って頂きたいものです。
最近、個人的にスズキな話題が多くなってきているような、、、。
とも言う私も実はスズ菌の保有者です。
ただ、潜伏期間は長いようで、ガレージにはいつ再び発症するかわからないスズキなヤツが眠っています、、、怖い怖い。
それでは、、、。