9月14日(土)の続き。
(このネタは、数少ないXR1200のオーナーさん、もしくは多少なりともスポーツスターのメンテナンスにでもお役に立てれば幸いです。)
マフラー交換もサイレンサーまで外せたら、次はエキパイの取り外しです。
大まかに言うと、エキパイ部分は3ヶ所で取り付けてあるので、それぞれのナットを緩めていきますが、その前にまだやることが。
フロントのこれと
リアのこれにそれぞれ繋がっている配線コネクターだけを抜いておきます。これ忘れてると、エキパイ外した瞬間に、『あっ❗』となって、エキパイを元に戻す羽目に、、、。良くやっちゃいます(笑)。
これとは、排気ガスの酸素濃度を測定するO2センサーの事です。キャブレターからインジェクションに変わった現代のバイクには必要不可欠な装置ですね。最適な空燃費を割り出すのに一役買っている偉いセンサーです。
この偉いセンサーのカプラーは引っ掛け爪を押しながら引き抜きます。防水カプラーなので、抜くさいは少しヌチャっとした感触が味わえます(笑)。
センサー本体は、エキパイを外した後じゃないと取り外せませんので、無理に外そうなんて思わないように。
ここで漸くエキパイの取り外しにかかれます。先ほど話した大まかな3ヶ所のその1ヶ所となりますが、フロントスプロケットカバー内から持ち出されている、黒いエキパイ連結用のステーがあるので、そこの連結用ボルトを先に抜いてフリーにしておきます。
そして、フランジナットを緩めるにはインチ規格のソケットレンチとエクステンションバーが必要となります。
エクステンションバーも首振りタイプがオススメです。フロントの1ヶ所にだけ、エキパイと車体フレームが干渉して真っ直ぐに工具が差し込めない箇所があり、ここで威力を発揮します❗。
それでは、ソケットレンチで前のフランジナット2ヶ所を半分くらい緩めていきます。
次に、後ろのフランジナット2ヶ所も同様に半分くらいまで緩めていきます。
1ヶ所を一気に緩めてしまうと、エキパイの重量で、エンジンシリンダーのスタッドボルトに負荷がかかってネジ山にキズが生じますので、両膝でエキパイを保持しながら、4個のフランジナットを徐々に緩めていきナットが外れたら、エキパイを水平方向に引き抜きます。
取り外した純正部品一式です。以前、重さを量った事があり、その時は24kgちょっとありました。社外マフラーはその半分以下の重量です。おおよそ、小学校低学年の子供の体重くらいか、もしくは先日の〈ふるさと納税〉で届いた、5.5kgのお米を4袋載せて走っているようなものですね(笑)。
お米の話はさておいて、ここで取り外したエキパイから先程のセンサーを取り外します。モンキーレンチを使って、なめないようにゆっくりテンションをかけていきましょう。
と言っても、毎回の脱着時のネジ山には必ずスレコン(スレッドコンパウンド)を塗っていますので、焼き付いて回せなくなる事は無いですが。
外したセンサーです。高温で真っ白ですが、過酷な場所でしっかりと役目を遂行してくれていますね。
ここまでの外す工程は簡単です。ここからが折り返し地点と言ったところです。
見慣れない人には響かない画ですが、マフラーが無いとスッカスカですね。
えーと、平日にブログ上げていますが、ここいらが限界ですね。(仕事に行かなくては。)
またしても、引っ張ります(笑)。
それでは、、、。
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