mainte_man’s diary

『行き当たりばったりな生き方』を楽しむ。

北海道ソロツーリングの旅 その⑭

 

6月30日(日)

本日は、出勤日でした。

これと言ってトピックスも無い日でした。

明日からは7月が始まります。梅雨明けが待ち遠しですよね。



 

、、、続き。

5月28日(火)『岩尾内湖白樺キャンプ場』

おはようございます。本日もお約束の朝日と共に起きるソロツーリングがスタートです。

考えてみれば、普段の就寝時間は深夜近く、この旅では暗くなればすることも無いので強制的に21時には就寝、4時に起きても7時間寝てる計算。そりゃ4時前に朝日と共に起きても何の問題はないよね(笑)。むしろ、生物の本来の姿なのか。

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コーヒー沸かして、手際よく撤収。


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北海道走っていて初日から体験している事なのですが、虫アタックが半端ない。

ここまで来るだけで何百匹といわない位の虫たちとぶつかっている。(冥福をお祈ります。)

出発前に、メットもバイクも洗車します。(無駄とは思いますが気持ちの問題ですね。)
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この時点での走行距離は、1,402キロ。昨日の宗谷岬からは200キロちょっとか~、大して走ってませんね。暑さで休憩回数ばかり多くて、折角の北海道を満喫出来ていません。

今日は気合いを入れて、紋別~網走~釧路と進みますが、途中の気になる観光地も積極的に回りますよー。

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キャンプ場内で、憧れの白樺をバックに記念撮影して出発です。(子供の頃に白樺の木は異国に生えている特別なものと勝手に思っていたので、、、。)

 

暫くは、紋別へ向けてクネクネ道を通って景色と走りを堪能してオホーツク海へ戻ります。お昼前にサロマ湖に到着、ここで初のキタキツネを目撃(やせっぽちのキタキツネが道沿いの雑木林でこっちを振り替えって見てましたよ。)

『道の駅 サロマ湖』で休憩します。

ここって2日前に、5月の気温観測史上39.5℃を叩き出した佐呂間町でしたよね。日程がズレていたらゾッとします。(暑くてゾッとはしないかな、笑。)


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貝類に目がない私は、速攻で注文します。
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〈ほたて貝焼き〉2個で500円。デカくて濃厚なお味に幸せも噛みしめつつ出発。

一路網走方面を目指します。

 

網走と言えば『網走刑務所』ですよね。博物館があるとの情報にGoogleナビで連れて行ってもらった場所は、まさかの本物の刑務所(笑)。大荷物を積んだバイクの私に、駐車場の方が不審なリアクションだったのはウケた。勘違いを説明して、立ち去りました。

 

さっきのホタテが胃袋を活性させたのか、急激にお腹が空いています。丁度、ガソリンも給油のタイミングです。網走の町で『博物館 網走監獄』よりも先にGS探して右に左に左に右へと、、、グラングラン❗この感覚何処かで(笑)

『ハイ、お待たせ致しました❗』

またやってしまいましたね~(笑)
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ほどよくGSを発見して、まずは給油を済ませ、スタッフさんに声をかけて敷地の隅っこをお借りしました。

グラングランの原因は、1列目のステンレス製L金物の金属疲労による折れです。ここは右側が1ヶ所のみでしたが、残りの1ヶ所も時間の問題だった事でしょう。慌てずに、先日同様に荷台等を下ろして、バッグのポケットから、これを想定して前々日に買っておいた、予備のスチール製L金物を取り出しての交換作業開始。やはり先日手抜きをせずに4箇所全てを交換するべきでした。f:id:mainte_man:20190629212236j:image

修理も無事に終わって、GSのスタッフさんにお礼〈ホクレン網走〉さんへ感謝のご挨拶をして、ここから対角線上に見えていた〈セイコーマート〉へ移動。お腹がが空いてたことを思い出して、お気に入りの〈セイコーマート ホットシェフ〉で腹を満たす。f:id:mainte_man:20190629212308j:image

ここでも無類の貝好きがセレクトしたおにぎり、めちゃ旨。

残念ですが、博物館はあきらめて次へ進みます。

 

程よく大空町というところで『ひがしもこと芝桜公園』とやらが現れた。北海道に来てあちらこちらで見かけていた〈芝桜〉でしたが、ここまで徹底して公園全体のありとあらゆるところに〈芝桜〉が植え込んであり綺麗ですね。
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この後、南下していくにつれ雲行きが怪しくなってきます。屈斜路湖の辺りは濃霧がひどくてヘルメットのシールドにはミスト状の水滴で視界が、、、。グローブでワイパー変りに拭き取るが間に合わない程。

 

何とか『道の駅 摩周温泉』を見つけて休憩です。
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〈えぞしかバーガー〉が気になり注文。いわゆる鹿肉のお肉ですが、柔らかいハンバーグは牛とも豚とも違う食感と風味で旨い。北海道、なに食っても旨いぞ。

 

、、、とこの辺りまでは、この旅順調❓だったのですが。

 

今日の宿、釧路の『キトウシキャンプ場』までの道のりは、はっきり言って苦痛でした。何故って、相変わらずの濃霧の中を視界がゼロに近い状態で走るわけです。止まるにも止まれず、日が暮れる前にたどり着かなくては。、、、と何とか到着迄は良かったのですが、ここも視界ゼロ。

 

し、か、も、、、キャンプ場6月から営業なんて聞いてない❗

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バイク降りてキャンプ場内歩いて見ると、トイレ、水道、電気、全てが使えない。

こんな状況で、お一人様の強者が❗テントの横にバイクが1台。そこには、日本一周中の札が下げられていましたが、私は無理と判断しここは諦めます。さようなら。

 

さて、そう決めたものの再度濃霧の中をさ迷い、給油と食料調達に釧路の街へ。この雨とも濃霧とも言えない状況下ではテントを建てることも躊躇して、『道の駅 しらぬか恋問』でビバークを決行。

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ベンチとトイレ、暖房もBGMもあり快適ではないか。濡れたウェアを乾かしつつ、まったりとしているとその時はやって来た。18時30分、BGMが切れて辺りはシーンと静かに、、、まさかの暖房も切れたご様子で急激に室温も下がる。しかもベンチの両側にある男女それぞれのトイレには引っ切り無しに利用客が現れては、私を見て不審顔。ですよね~静かすぎる空間で女性トイレなんて利用しづらいでしょうし、こちらも聞こえない振りなんて出来ない位の位置関係。
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はい、短い間ではございましたがお世話になりました。少しの温もりに感謝します。

 

闇夜の霧の中を一路、帯広へ。


、、、続く。⬇️

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