mainte_man’s diary

『行き当たりばったりな生き方』を楽しむ。

ミラクルを起こした結果、、、。


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おはようございます。

朝散歩の途中で見つけた旨そうなキノコ。

ケイくん『父ちゃん、椎茸の生えとーよ。』

父ちゃん『ケイくん、ほんなこつ、ばってんそれ違うっちゃない。』

 

 



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父ちゃん『そりゃ毒キノコたい❗』

ケイくん『父ちゃん、食べれんと❓️そりゃ残念やったね。』

朝から博多弁が木霊する。

 

 

 

 

⬆️前回のBPFフォークのオーバーホールも折り返しとなった。

 

 

 

 

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BPFフォークの分解洗浄を済ませ、いよいよフォークオイルのくだりとなる。

用意した粘度違いの格安フォークオイルでBPFフォークの推奨粘度より若干低め(柔らかめ)に設定するべくブレンドする。

その理由がハーレーは体重75kg以上の欧米人体格的な搭乗者を想定しており、体重60キロの華奢な体型の私には少々硬すぎると感じていたからだ。

因みに、ハーレー装着BPFフォークの指定粘度36.2に対し、格安オイルG10ソフトとG15ミディアムを60:40の割合で粘度34.5を目指し配合するのだ。

 

 

 

 


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片側分をきり良く600cc(規定量580cc)で多めに作り、20ccは後で抜き取る算段だ。

オイルを全部(ここがフラグ)入れたあとは、エア抜きと言われる大事な儀式を行う。

単純にサスペンションを上げ下げして内部の気泡をポコポコ言わせて抜き取るというものだが、いつもこれが理科の実験のようで楽しい。

 

 

 

 


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最初のエア抜きを堪能した後、インナーロッド(通称:蟹の目)を取り付けるがこの状態ではしっかりとトルクが掛けれないので、軽く締め込むだけにして後ほど車体に取り付けて本締めを行う事にする。

そしていよいよ大詰めのエア抜きだがストロークを開始した途端、勢い良くオイルが噴き上げたのだ。

原因は最初にオイルを全部入れた事だった。(←先程のフラグ箇所だ。)

正しい手順では、

①オイルは2/3程度入れてからエア抜き

②インナーロッド装着後、残りのオイルを少量づつ入れる→エア抜き→継ぎ足し→エア抜きを繰り返すうちにエアが抜けて油面が安定してくる。

オイルを全部入れたら溢れる事くらい考えれば解るものだが終わった事はしょうがない、良い勉強になったと前を向く。

 

 

 

 

 


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一度メスシリンダーにオイルを戻し減った分だけ配合し直したが、それでもこれだけ余るオイルでは次回使ったとて、片側分しか賄えないと思うと不経済だが安いので良しとする。

 

 

 

 


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画像は2本目が無事に終了した時点のもので、床に見えるオイル染みが1本目に吹きこぼしたものだ。

問題はここが玄関前ということで、奥さまの逆鱗に触れるのは必至だしケイくんの通り道でもあり悩みを増やしてしまう。

 

 

 

 


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取り急ぎ、エア抜きが終わったサスペンションを車体に取り付け、再びキャップを外してまたもや〈蟹の目〉が飛び出すが、ここでインナーロッドの増し締めを行う。

 

 

 

 


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キャップを締めたら完成だ。

取り外したハンドルやメーター類も折角なので綺麗に磨いて元に戻す。

 

 

 

 



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綺麗に復活したフロント回りを見て満足感に浸るのも束の間、、、。

 

 

 

 


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それよりも床に溢したオイルが気になり、バイクで一時的に隠してみたが無駄な抵抗と諦める。

 

 

 



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奥さまが仕事から帰って来たら教えるようにと小学生的思考でケイくんを見張りに立たせるも空しく、ほどなくご帰宅の奥さまに見つかり平謝りで許しを乞う。

数日中に綺麗に掃除する事を約束させられ休みが終わる。

 

話は戻るが、色々あったがGW後の休みにはサスペンションのオイル漏れを心配する事なく、気持ち良くツーリングに行けそうだ。

 

それでは、、、。