⬆️レストアしたクロスバイクのゆるゆるサドルのスキマを無くすべく、シートシムの存在を知りトライしたが呆気なく撃沈、、、結果的に適正サイズのシートポストを新品購入して問題は解決出来た❗、、、までは良かったのですが、、、、実は問題は解決されていなかったのです。
新しいアルミ地のシートポストで見た目も美しい~。
肝心のシートポストはくるくる動くこともなく、しっかり固定されて一件落着~。
この後に、丁度仕事から帰ってきた奥さまにドヤ顔で引き渡して、早速試乗してもらったんですよ。
そうしたら、衝撃の事実が❗
奥さま『無理❗足が地面に届かんよ~。』
私『いやいや片足さえ着けばよかろーもん。』
奥さま『両足じゃないと無理❗』
私『、、、。』
そもそも、インドア派の奥さまですが、年齢による体力の衰え解消にと、珍しく自転車に乗りたいとの事でしたので、このレストアしたクロスバイクをプレゼントしました。
しかし、せっかくやる気になった気持ちを萎えさせて、引き込もってしまわれてはいけません、、、まだまだこの先も健康でいただかなければ。
奥さまの両足が着かない原因はこれでした。
左側は奥さまでも両足が着いていた時のゆるゆるシートポスト径25.4mmで、右側が今回新品購入した径26.0mmのものです。
オレンジラインがサドルを一番低くした際のフレームの位置ですが、シートポストのネック形状の違いからこのような事になっています。
実際に取り付けると、ゆるゆる径25.4mmはこのようにマックス低く収まりますが、、、ポストがゆるゆるで固定出来ない事がNG。
一方の径26.0mm で適正サイズではネックが曲がり始める部分からこれ以上は下がりません。(ポストもしっかり固定出来て、見た目も言うこと無しなんですが~。)
その差65mmほどですが、身長160cmとは言え(足が短、、、)奥さまにとってはこの高さがNGなんですよ。
モヤモヤする~何とかしなくては。
数日経って、Amazonが勝手におすすめしてくれるリストに上がっていたコイツ❗
なんだこれは?とクリックしてみると。
おおー、これこそがうちのクロスバイクにピッタしサイズのシムではないか❗
良く確認もせずに乗りでポチり、1ヶ月ちょっと待った挙げ句、サイズ違いで撃沈した最初の激安シムは何だったのだろう、、、嬉しくて思わずポチりそうになったのだが、、、いや待てよ冷静になれ、この薄ペラの板2枚でコスパ悪くないか❓️
これだけの為に既に数千円の無駄金を使っているし、、、この程度であれば、何も買わなくったって作れば良いよね❗
と言う事で、ガレージを物色してみたら、、、こんなのいつ買っていたのかも覚えて無いのだが~、ドンピシャの素材が出てきましたよ❗。
Amazonが知らせてくれたシムはステンレス素材でしたが、ガレージから出てきたのは0.3mm厚さのアルミ板でした。
内径26.0mmのフレームに24.5mmのシートポストを差し込む訳で、その差0.6mmのスキマとなると、0.3mm×2倍でこれはピッタリでしょう❗素材は違えど問題無いはずだ。
早速、実測をしてイメージをアルミ板にケガいて見ます。
Amazonのシムは2分割タイプでしたが、どうみても脱着の際にフレーム内に落ちてしまいそうな不安しかないので、少々オマージュさせていただきました。
0.3mmのアルミ板なのでハサミでも切れますが、切り口が変形するのでカッターでゆっくり切り出して行きました。
切り口が鋭利なので、四方の角も丸くしたりとヤスリで整えてあげます。
Amazonシムのパクりにならないように(笑)、約5mmほど縁を折り曲げてオリジナリティーを加えようと思います。
その縁をハンドニブラーを使って部分カットします。
このようにカットしてベロを3つ作ります、、、
ヤスリで整えたら、、、
ハンドベンダーでベロを咥えて、、、
このように垂直に折り曲げて見ました。
あとはこいつを径25.4mmのシートポストにゆっくり沿わし力を加えながらRの形状にしてあげます。
そうすると、このように径26.0mmのオリジナルシムが出来ました。
では実際に取り付けて見ますが、シートクランプの締め付け部分をコインドライバーを差してゆるくしてあげながらシートポストと自作シムも差し込んでいきます。
どうですか❗ピッタリ収まりました。
折り曲げて作ったベロのお陰で、狙いどおりに脱落防止になりそうですね。
いやはや、失敗もあり遠回りになりましたが、タイトル通りにスキマを埋める事が出来ましたよ。
そして、これで奥さまも晴れてロードバイクデビューできますね。
それでは、、、。