mainte_man’s diary

『行き当たりばったりな生き方』を楽しむ。

『休日はメンテマン❗』クロスバイクのレストア⑦

 

いやー、花粉の季節到来ですねー。

 

この数日というもの、目はかゆいしクシャミは出るし、、、喉は痛いしでテンション上がりません。

 

しばらくは我慢で乗り切るしかないです。

 

さて、そんなこんなで気持ちが上がらず、、、ブログも遠のいた感がありましたがクロスバイクのレストア進捗です。

 

⬆️前回、ブログ最後にのせたカンチブレーキを綺麗にして見ました。

 

 

 


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こちら手前側は磨きを入れたものです。

 

#1000の耐水ペーパーで表面の汚れを削り落としてから〈ピカール〉で軽く磨いただけですが、これだけでもう満足です。

 

 

 



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軽く組み上げての比較です。

 

錆びたボルト類も、錆び取りしました。

 

ここまで来たら早くフレームに取り付けたくなるのだが、フレームのベース塗装が終わったばかりで、次に仕上げのクリアを吹かなくては。

 

しかし、その前にステッカーを先に貼らないとクリア吹きの工程に進めません。

 

 

 

 


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前回、試作で作ったステッカーでしたがなんだか気に入らず、、、。

 

 

 

 


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そこでひらめいたのがコイツを使ったもの。

 

 

 

 


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まずは、パソコンで文字レイアウトとサイズ調整をします。

 

横書き文字とシンボルロゴをデザインして見ました。

 

 

 

 


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デザインが終わったら、ぶっつけ本番ですが材料となる、貴重な白のカッティングシートをマシンにセットしていきます。

 

 

 

 


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パソコンのスタートボタンをクリックしたら、勝手にマシンが動いて切り抜いてくれます。

 

少々古い世代の機種ですが、グラフテックから出てた〈Silhouette CAMEO2 〉というカッティングマシンを使った切り文字加工をしています。

 

 

 


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かれこれ4年位前に奮発して買ったにも関わらず、ケイくん型のシートを切り抜いて車に貼って「犬乗ってます」的なステッカー作っただけで、、、、型遅れだが新品同様(笑)、ここに活かす❗。

 

 

 

 


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機械によるカッティングが終わったら、カッターで文字ごとに切り分けます。

 

ベースが白くて全く見えませんが、上の三枚がカットを入れた文字、下の三枚は〈リタックシート〉と言って透明のフィルムに弱粘性の接着剤が加工されていて、これから切り出した文字に、この〈リタックシート〉をこすり付けて一枚のシール台紙を作る作業をやっていきますよ。

 

 

 

 

 


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いわゆる、文字部分だけを台紙に残す型抜きってヤツをやっています。

 

昔、子供の頃に江崎グリコの〈スポロガム〉ってチューインガムがありましたが、ご存知?

 

因みに〈スポロガム〉はイラストの回りを型抜きしながら食べるというものでしたね。

 

型抜きされたイラストもガムなので、手間をかけて抜いたあとも食べるしかないですけど(笑)。

 

 

 

 


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こっちは残念ながら食べることは出来ませんし、この作業には向き不向きがありますが、私は大好きです(笑)。

 

使っているペンツールは、昔流行ったインレタ(インスタではないよインスタントレタリングの略です。)で使っていた転写用の型抜きツール(正式な名称は忘れました。)

 

時代が変わってもまだまだ使えるものがあります。

 

 

 

⬆️インレタは、当時カセットテープが主流だった頃に、〈FMステーション〉という音楽雑誌の付録についていたカセットケース用のレーベルに、レンタルCDからダビングした音楽のタイトルを、勉強もそっちのけで文字入れしていた頃を思い出しました。

 

 

 


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⬆️因みにインレタはこんなヤツ(フリー画像を拝借。)

 

当時のインレタも書体や文字サイズなど様々で、少ないお小遣いでやってましたが、どうしても使用頻度の低い文字ばかりが残りましたね~。

 

 

 


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綺麗に文字だけを抜き出せたら、先程の〈リタックシート〉を上から貼り被せます。

 

 

 

 


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文字の表面と〈リタックシート〉の粘着面をこすり付けて、、、

 

 

 

 


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ゆっくり剥がすと台紙から〈リタックシート〉に貼り付いた文字だけが剥ぎ取れます。

 

 

 

 


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そいつをフレームに転写するわけです。

 

 

 



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フレームに文字が貼り付いたら〈リタックシート〉を剥がしていきます。

 

 

 

 


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これで、クリア塗装の工程に移れます。

 

クリア塗料は、グレー塗料よりも更に安いホームセンターのPB商品で十分です。

 

 

 


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このカッティング文字周辺は、コンパウンド仕上げの際に削れて露出し易いので、入念に厚く吹いておきます。

 

さて、これが終わったら、いよいよ組み立てに移れるはずです。

 

 

それでは、、、。