『ビーノ再生計画』の続きです。⬇️
https://mainte-man.hatenablog.com/entry/2020/05/09/155047
前回は雨で中断していた、フロントフォークの組立作業でした。
塗装もしっかり密着しているようです。
スプリングむき出しの、ちょっと変わったフロントサスペンションの構成。
新品に交換します。
(以前2台乗り潰したスズキのアドレスV100も同じ機構でした。)
このサスペンションであれば簡単に交換可能です。
やっぱり新品はカッコいい、気持ち上がります。
フロントフォークを本体フレームに装着して
次は、エンジン取り付けようとしたところで、ふと思い出しました。
レトロなこのフロントフェンダーなのですが
こういう前後のパーツ割になっております。
先日、分解時にわかった後ろパーツ部分の割れ。
その時はどういう事か?判らなかったのですが、どうやらこの後ろパーツはフロントフォークを本体フレームに組む前に、ステムパイプに通して固定しておくという造りのようです。
良く観察してみると、前所有者さんなのかわかりませんが無理やり取ろうとして折った様子。
それを半だゴテで溶かしてくっ付けたであろう跡が伺えます。
結果、完全に付かなかったのでしょう、再度折れてしまっていたようだ。
こいつをどうにかしなくては先に進めませんので、一旦組立作業を中断してリペアの方から進めて行きます。
マスキングテープで橋を渡して、そのマスキングテープの糊部分に折れたパーツを貼り付けます。
因みに、半だゴテで処理されてた部分はこんな感じでボコボコです。
ヤスリで表面と接合部を整えて置きます。
本体と折れたパーツとの接合部を水平に保つために適当な定規で固定しておきます。
裏返して見るとこんな感じで固定出来ました。
更にミニクランプで動かないように固定したら
定番の〈プラリペア〉で接合していきます。
プラリペアが固まったら
ヤスリで余分なところを均して成形します。
折角取り付けたフロントフォークでしたが
再度取り外します。
リペアした後ろパーツを組み込みます。
はい、これが正しい取り付けた方です。
それとこの曇りまくったメッキパーツは、フロントフォークの先に取り付く装飾パーツ。
道具の力で磨いていきます。
メタルパーツ用のクリーナーで、表面の酸化汚れを除去出来ました。
次にエンジンを取り付ける前に、車体を支えたりと作業し易いようにハンドルを付けたいのですが、ハンドルポスト廻りもこの有り様。
メーターのメッキ腐食やハンドルポストのアルミ錆びが、磨き魔の闘志に火をつけた。
バラせるとこまで分解して、ひたすら磨く~。
はいピッカピカー。
リューターと手磨きを併用しながらの作業でしたが、ここまでの作業に1日かかりました‼️
一本進んで二歩下がる。
そろそろ夕飯の支度時間で終了です。
因みに、今日はじゃがいもとコンニャクの煮物を作って見ました。
挽き肉が旨さを引き立てて、家族の評判も上々でした。
それでは、、、。
組立編②へ続く⬇️
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