mainte_man’s diary

『行き当たりばったりな生き方』を楽しむ。

猛暑を楽しく、、、。

 


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おはようございます。

今朝も1時間早いアラームで5時に起床、福岡の日の出は5:30だ。

朝の散歩ですら太陽の圧に屈する毎日である。

 

 

 

 


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太陽が昇る前の薄暗い朝を、さも勝利したかのように歩くが、まだ梅雨明けして無いの?と錯覚する程の蒸し暑さに不快感を味わう。

 

 

 

 


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程なく出会う同級生のネコ友ちゃん。

ケイくん『道の真ん中で寝てると危ないよ。』

と言って近づくが、、、。

ネコ友『、、、。』

 

 

 

 


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ピクリとも動かないネコ友に二人で身を案じたが、どうやら爆睡していたらしく声をかけて漸く気がついてくれた。

ネコ友も早朝の冷えたアスファルトで涼んでいたのだろう、急に起こされて不機嫌そうに立ち去った。

 

思惑通り、太陽光線を浴びることなく散歩は終わったが、無風と湿度高めの朝にそれとは違う別の敗北を喫す。

 

 

 

 

 

 

⬆️さて、いろんな趣味の宿題を溜め込んだ今年の夏だが、こんな猛暑日はエアコンの効いた部屋作業に限るというものだ。

ハーレーのシート弄りは打ってつけだと早速手をつけて見る。

 

 

 


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右は現在使用中のカスタムシート、まず取りかかるのは左のヤフオクで入手した純正シートから。

 

 

 


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このようにシート先端が破れている以外は至って正常だが、訳あって一旦剥がすのだ。

 

 

 


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シート剥がしは、ステープル針(ホッチキス針のデカイやつ)を専用工具で抜くだけである。

先端を針の隙間に差し込みテコの原理で抜きあげるのだが、面白いほどの簡単操作は何本抜こうとも飽きが来ない。

 

 

 


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あっという間にシートとベースが分離されたが、次の作業に必要なのはこちらのベースの方だ。

 

 

 

 


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青丸で囲まれた爪は、たった今分離されたベースのもので、一方の赤丸で囲まれた爪は元々折れていた現状使用中のシートのものだ。

要は折れた爪を復元するのが本日のミッションとなる。

 

 

 


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ここで正常な爪から型を取る為の粘土の出番となる。

お湯で温めると柔らかくなり、冷えると固まる特性を利用するが、こちらは以前〈ダイソー〉で複数個買いこんでいたものだ。

 

 

 


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レンジでお湯を沸かし粘土を投入、柔らかくなったら整形して正常な爪に被せ密着させる。

エアコンの風にさらせば数秒で固まり作業が捗るし、なんと言っても快適な環境とあって気持ちにも余裕が生まれるのだ。

 

 

 


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固まった粘土の型枠に、いつもの〈プラリペア〉を充填して爪の再生を施すが、この地道な作業も快適な環境では楽しくてしょうがない。

 

 

 


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プラリペア〉で再生された爪は色・艶共に中々の出来映えだ。





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問題はここからだ。
そもそも爪が折れる原因は、キツキツでクリアランスが取れていないシートの設計にある。

そのお陰で脱着時に爪は折れるわシートは破けるわで踏んだり蹴ったりとなるのだ。

こんな小さな爪2ヶ所に掛かる力もそれなりだが、再生した爪を同じく〈プラリペア〉で溶着する選択は間違いないと自負する。

溶着の面積をいかに稼げるかが強度確保のポイントで各所の計測後、理想とする形状に爪を加工する。

 

 

 


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加工した爪を折れた方のシートにあてがう。

オレンジ枠部分を削り込み、再生加工した爪を差し込み溶着面積を確保する作戦だ。

 

 

 

 


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ここは緩過ぎずキツ過ぎず〈プラリペア〉が溶け込む微妙な隙間を設けるのが秘訣となる為、老眼のハンデを乗り越え時間をかけて丁寧に加工する。

 

 

 


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型取りに使った粘土は余分を切り取り、そこに再び再生爪をセットする。

 

 

 

 

 


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これを治具にしてシートベース側に取付る事でずれる事なく〈プラリペア〉の流し込みが確実にできるのだ。

 

 

 

 


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そして見事復元された爪がこちら。

指で強く揺すり引っ張ろうがびくともせずの大成功である。

 

破れたシート補修を残して本日はお開きだが、まだまだ続く猛暑の夏は次の休みも楽しむのだ。

 

それでは、、、。