おはようございます。
漸く春めいて来たが、花粉めいても来て、気分も滅入って来た。
海も荒れ模様で、風が吹けばくしゃみが連発だ。
今日は大人しく帰ってもうひと滅入りだ。
それは、ザ・確定申告。
昔、確定申告と言えば最寄りの税務署で駐車場に並び、慣れない書類を尋ねながら時間を費やした記憶が甦るが、今じゃスマホで完結出来ると知る。
会社員とて、こんな年もある。
最大の理由は、昨年の年末調整手続きで、まさかの配偶者を扶養から外してしまうというあり得ない失態を冒したからだ。
気が付いたのは12月の給与明細で貰えるはずの年末調整額がマイナス表示だった事。
会社に聞くとデジタル申請の手続きにおいて、扶養のチェック欄を見過ごしたようだが全く気が付かず。
実は、知りうるだけでも他の同僚2人も同様にやらかしており、今年からアップデートで簡素化されたデジタル申請のフローに問題があったのでは❓️と示唆するが、注意力が足りないと言われればそれまでだった。
しかし、普通なら悔やみたい出来事だったはずが、娘ちゃんの歯列矯正に係った医療費控除の申告があった為、どのみち確定申告は必要だったのである。
個人でやる項目を整理すると、
①所得税の申告において配偶者の扶養項目を申告。
②医療費控除申告において、家族全員の医療費領収書を全て申告。
③ふるさと納税で5自治体分の寄付額を申告。(ワンストップ納税は済ませていたが、確定申告すると再入力が必要。)
以上が、ざっくりした申告内容である。
まずは、スマホに〈マイナポータル〉アプリをダウンロードし、マイナンバーカードを登録する事から始まった。
最初は難しそうな先入観があったが、アプリの操作手順に従えばなんて事は無かった。
あとは国税庁のサイトから入り〈e-Tax〉と〈マイナポータル〉アプリを連携させて①②③の手続をすれば終了だ。
と書けば簡単だが、初の利用でも一時間ちょっと掛かったのは、入力に必要な夫婦の源泉徴収票や医療費領収書の仕分け、還付金の口座振込先を決めて無かったなど諸々の事前準備が不足していたからだ。
とは言え終わってしまえば医療控除の還付金の額に驚き疲れも飛んだ。
我が家の申告した内容では別途提出書類の必要もなく超簡単に終わった。
確定申告は下手すれば一日がかりの一大イベントだった時代は終わり、自宅でお茶を飲みながら時短で済む時代となった。
そして〈マイナンバーカード〉の必要性に一時は疑問を感じていたが、真価が発揮されたのはコロナがもたらした恩恵なのだろうな、、、
と真面目な事を思いつつ、京都へ女子旅に出掛けた奥さまと娘ちゃんの居ないダイニングで、ひとり夕食を作り手を合わせる世帯主だった。
『いただきます。』
それでは、、、。