世界が激動の時期に開催された東京オリンピックでしたが、いよいよ終わりますね。
今回はコロナで1年延期とはなりましたが、オリンピックと言えば4年に一度が定番の言い回しですよね。
私の場合、タイトルの◯◯◯は4年に一度のオーバーホールです、、、しかも明日からまた連勤ですので今日1日しか無い休みを使って、、、楽しもう。
大陸から招致した選手団が届きました。
箱はこのように潰れておりますが、中身は大丈夫なのでしょうか。
辛うじて無事を確認しましたが、ごちゃごちゃ詰まった部品は何かというと
キャブレターのリペアキットでした。
夏休み休暇とコロナワクチン接種を兼ねて帰省して来た息子くん、以前に『バイクのパワーが無くなった』とか『アイドリングがどうのこうの、、、、』とか言っていたので、おそらくキャブレターの不調だろうと思い注文していました。
4年位前にキャブレターのセッティングして以来ノーメンテでしたが、補修部品に大陸製の格安商品を発見してダメ元で取り寄せたがはたして、、、。
このKLXに装着しているキャブレターは純正ではなくてミクニのFCR33です。
定番のパワーアップカスタムですが、基本はレーシングキャブレターですので、純正と比較してもメンテナンスサイクルは小まめが鉄則です。
だが、約4年強も保持できていた事が素晴らしい。
メンテ始める前に状況確認しようと、エンジンキック始動を試みますが、まあかからないったらありゃしない。
この時点で汗だくですよ。
何とかエンジンかかったものの、息子くんが言うようにアイドリングもレスポンスもいまいち。
さて、私のオリンピックがスタートです。
対戦相手の選手は、この〈バイク選手〉の他に、〈照りつける太陽で一気に上昇した気温選手〉、私のサポーターとして息子くんに付いて貰いましたが、昨日のワクチン接種で熱が上がり途中棄権となりまして、一人で挑む事になりました(笑)。
因みに息子くんは20代、モデルナ製ワクチン接種2回目です(さすがお国の従事者、早っ❗)。
私はようやく来週に1回目のワクチン接種予約が取れました。
私も同じモデルナ製ワクチンなので、色々と息子くんに聞きましたが、体調や年齢が違うのでこればかりは打って見ないと何とも、、、、楽しみです(笑)。
キャブレター取り外す前にプラグチェックしておきましょう。
安定のNGKプラグ、焼け具合は黒いススが薄く被っている程度、濡れてもいないし始動性が悪い理由は色々あると思うのですがガソリン少々濃いめと言ったところか?
サクサクと作業を進めてキャブレター摘出しました。
全体的に薄汚れてはいますが状態はまずまず。
分解と洗浄をしていきまして、勝機への気付き箇所がありました。
それは、エアスクリューと言われる調整ネジが規定値から大きく動いていました。
ここは、4年前とはいえ絶対に間違え無い箇所なので、逆に4年の歳月で狂っていたと思われる。
小まめなメンテが必要であるレーシングキャブの所以と言うことか。
さて、気を良くして大陸製の補修パーツで入れ換えようと試みるが、使える部品はこの2点だけでした(笑)。
今回は完全分解までの必要が無いと判断もありましたが、ガスケット類のサイズが全く合いませんね~、Amazonの注文画面では対象のFCR33の他に28~41mmとザックリ歌われてはいましたし、何とも言えない。
しかし元々は、今回使えた2点の部品が重要でしたので結果オーライという事で、耐ガソリンシール材を薄く塗って組み上げていきましょう。
はい、外側もピカピカになりましたね、シール材が乾燥するのに1時間かかるので、別の作業に移ります。
と、ここで別のサポーター(奥さま)より給水ポイントでコップを受けとり、後半戦に繋げます。(この時点でこれが無かったらリタイアしてたかも、汗だくで死にそう~。)
先ほどのプラグも清掃して、その他ガソリンタンク磨きとアクセルワイヤー注油などしまして、キャブレターを元に戻しました。
そして、いよいよエンジン始動~今回はエンジンが掛かる様子を動画でのせて見ました。
結果は、一発始動OK❗見事金メダル獲得❗
あの汗だくの鬼キックは何だったのかは過去の思い出(笑)。
やはり原因はエアスクリューにあったようですね。
これで、調子が戻らなかったら3位決定戦にも進めませんでした~。
暑さでだいぶ頭をやられたブログになってしまいましたが、私のオリンピックは無事に閉幕しました。
このあと作ったオヤジ飯は梅肉と青じそつゆでおろし蕎麦でした~、冷や冷やツルツルの旨うまーでした。
それでは、、、。