6月に入りましたね。
我が家では、先月からモヤモヤしていた案件がございまして。
それが、こちらのハイエースくん。
言わずと知れた商用車ですが、我が家では家族の送迎から日常のお買い物、雨の日下校の娘ちゃんSOSでは自転車まるごピックアップなんて使えて、大は小を兼ねた自家用車です。
で、このハイエースくんが問題ではなくて、モヤモヤはこちらのドライブレコーダーです。
先月のとある日、突如として沈黙してからずーっとこの状態。
本体の故障を疑い、取り外して別電源で起動させたら正常でした。
という事は疑うべきはここですね。
シガーライターソケットから給電されて無いご様子。
私、バイクや自転車など2輪のトラブルには即、行動を起こす2輪贔屓(びいき)なのですが、車弄りにはあまり興味が湧かない。
心配性の奥さまが、万が一の事故トラブルに取り付けたドラレコでしたので、何とかして欲しいとご依頼がございましたので、重たい腰を上げた次第です。
まず、疑うべきはヒューズですよね。
助手席側に2つのヒューズボックスがあるのですが、画像の賑やかな方にシガーライターソケット用のヒューズを発見。
早速引き抜いて透かして見たら、、、ビンゴでした。
この平型ヒューズはハーレーと共通の低背(ていはい)ヒューズでしたので、ストック庫から見つけて来ました。
サッサと取り付けて、エンジン始動~。
見事、ドライブレコーダーが起動して完了~。
シガーライターソケットに差さったドライブレコーダー用のプラグが緩んでいないか一度抜いて差し直したら、、、再び沈黙、、、。
ええ~、どうした?
もう、梅雨の合間と言うのに今日は刺すような暑さと、この仕打ちで一気に汗が流れ落ちた。
先ほど差し替えたばかりの新品ヒューズを確認したら、また切れていました?????。
ここで、冷静に考えて見ました。
抜き差しした途端にヒューズが切れたとなると、疑うべきはこのプラグしかない、現に差した際にカチッと入らず、ゆるっと入る感触に違和感を感じていましたし。
はい、有無を言わさずバラしてみたら、オレンジの囲みの折れたプラスチック破片がパラパラでてきましたよ~。
なるほど、原因が判明しました。
折れたプラスチック破片は、ソケット内の接点プレートの保護壁部分でした。
プラス極の接点とマイナス極の金属プレートが干渉すると、当然ショートしますが、まさにその状態を作っていたようです。
さあ、原因が解ればどうって事はない。
得意の〈プラリペア〉の登場です。
折れた部品を、慎重に組み合わせて保護壁の再生完了。
画像のように保護壁が折れた事で
両側のマイナス端子が中央のプラス極のスプリングに干渉しショートした訳です。
では、なぜ保護壁が折れたのか、、、、それは格安ドラレコなわけで品質が○○製としか、、、、。
でも〈プラリペア〉でとてつもない強度を得ましたので、もう大丈夫です(笑)。
そして、ここでメンテマンのスイッチが入ったー。
このプラグ直差しが前々から気に食わなかったんです。
そこで、これの登場です。
車のドレスアップDIYの老舗ブランド〈エーモン〉のプラグソケットを速攻で買ってきました。
中身はこうなっています。
3種類の平型ヒューズアダプターが付属していて、好みのヒューズから電源が取り出せるアイデア商品ですね。
早速、低背ヒューズアダプターにチェンジして、、、、。
先ほど切れてしまった、シガーライターソケットのヒューズと入れ換えます。
ボディアースは近くのボルトに取り付けました。
このままボックスの蓋をすると、配線が切れる恐れがあるので、普通は配線用の穴あけ加工をするのでしょうが、純正部品に加工する勇気がなくて、とりあえずはこのままにしておきます。
〈エーモン〉のソケットと修理したプラグを繋ぎます。
この〈エーモン〉の商品はプラグの抜け防止にロック機構が付いていました。
余分すぎる配線を綺麗に束ねていきましょう。
すべて加工が終了したら、エンジン始動。
原因が解ったので当たり前ですが、正常に起動して録画開始してくれました。
しかし、シガーライターソケットからドライブレコーダーのプラグが無くなってスッキリしたのに、結局スマホ充電用のUSBソケット着けちゃいました。
意味ね~。
それでは、、、。