先日、息子が引っ張り出して来た旧式の高圧洗浄機でしたが、床掃除始めて途中で投げ出した原因があったので解説します(笑)。
息子が途中で作業を止めた記事⬇️
https://mainte-man.hatenablog.com/entry/2020/08/12/210632
その①
トリガー引いても引かなくても、水が出っぱなし。
その②
何やら本体から水が漏れてる?
実際、こんなに漏れるものなのか?
チョロチョロでは無く、ドバドバって感じで漏れるのだが、トリガー引けばそれなりの水圧で噴射は出ていたのだが、
息子曰く、思い描いていたようなスピーディーな洗浄とまでは行かなかったようで、中断したらしい。
まずは、トリガーを見ていきましょう。
おそらく、トリガー引くと水が出て、離すと水は止まるのが一般的には正解なはず。
分解するとこんな感じのパーツ構成。
私が注目したのは、このパーツです。
上下にあるオーリングがへたっていると思っていたのだが、まだまだ弾力もある。
よーく見つめていて気がついた。
この先端にある溝って、もしかして、、、
タッタラー♪O-リングセット~♪
適当なサイズのO-リングをセットして組み込む。
いざ、トリガーを引くと噴射❗
トリガー離すと止まった❗
どうやら、先端のO-リングが何らかの原因で無くなっていたようです。
バンザーイ❗読みも当たり、修理完了。
気を良くして、次は本体の水漏れを見ていきましょう。
一旦、カバー外して動作確認したら
シリンダー?下部の四角い穴からドバドバと水が溢れていますね。
この両側の四角い2ヶ所の穴からから水が漏れているようです。
底にあったボルト4本を緩めて見たら、嫌な鉛色のオイルがぐちゃっと漏れて来ました。
これ何だかお分かりでしょうか?
オイルに大量の鉄粉が混ざって、合わせて強烈な臭いも。
この粉々に砕け散った破片と無数の鉄球は、どうやら大きなベアリングのものですね。
こうなっては修復も無理。
ベアリングだけでなく、シリンダー内のギヤなども暴れまわった破片でズタズタでした。
リョービ製の高圧洗浄機でしたが、20年も前の型なので、修理するより買った方が早いと判断。
何だか使えそうなボルト類を抜き取ったら
金物はこちらの袋へ
燃えるものはこちらの袋へ
お盆あけたら、遅い精霊流しで見送ってあげましょう。
それでは、、、。