寒くなったり暖かくなったり、地球温暖化が肌に感じて、ますます進んでいる気がしてなりませぬ。
そんな週末に、我が家の機械物にちょくちょく訪れる現象は温暖化とは別物。
今回の患者さんはこの方です。
デローンと傾いたデロンギのオイルヒーター、、、。
まあ、こう言う事なんですが(笑)。
このオイルヒーターは、息子が生まれた最初の冬に買ったので、かれこれ20年選手。
当時は室内の空気を汚さないオイルヒーターがブームでした。
最初の子供と言うことで、金に糸目はつけれんバリに、その時に一緒に買った空気清浄機は1年くらいで壊れましたが、こいつだけは今も現役で活躍中です。
子供がヤンチャに成りはじめた頃、どこのご家庭でもあるあるなんじゃ無いかと思いますが、車がついた動くもの=乗る❗って成りますよね。
当然「=乗る❗」ものではないですから繰り返してるうちに、画像と同じ箇所のキャスターが外れひっくり返って大泣きしてましたね~。
その時から修理はしたものの、一旦外れた部分は癖になっていて、これまでも何度か外れていました。
昨晩、仕事から帰ったら久しぶりにこうなっていました。
奥様が、
『ブログネタが出来たよ~。』
てな事を言うものですから、、、。
やりますか❗
外に運びだし、横たわるヒーターを観察。
要は本体の金属ベースにピンを差し込むだけの簡単な設計なので、ここの部分が開いて抜け易いだけの事。
きっちり修理したいので、作業しやすいように脱着式のベースを一旦取り外してみます。
すると、、、。
パカッ❗
パカパカパカッ❗
っと、ドリフ大爆笑ばりに3方向のカバーが連鎖的に外れて、ビックリとともに思わず笑ってしまいました(笑)。
おかげで、カバー内の配線廻りに大量のホコリを確認。
こっちのカバー内も、同じくホコリと丸いコイン❓
よーく見ると謎のボタン電池が出てきました(笑)。
きっと、息子か娘ちゃんが小さい頃に差し込んだ❓のでしょうか。
なんだかんだで、見えない内部も掃除機を使って綺麗にする事が出来てスッキリで満足。
あとは配線を戻して組み立て直します。
ようやく、本来の目的だったキャスター修理に取りかかれます。
ピンが固くて素手では抜けませんので、ポンチを使って抜いて見ましょう。
金槌でコンコンと軽くポンチを叩くと、無理なくピンが抜けました。
これまでも抜けたピンを再び戻して修理しておりましたが、再発するのは間違いないでしょう、ここはジャンク品ストックから適当なものが無いかと探して見たら、3mmボルトとナットが出てきましたのでこいつで修理しましょう。
このようにピンの入っていた場所に3mmボルトを挿してナットでカシメるだけです。
修理したキャスターを元に戻したら完成❗
シャキッとした立ち姿が戻って参りました。
このオイルヒーターはイタリアのメーカー〈デロンギ〉のドラゴン3(スリー)という強そうなネーミングの機種です。
中のオイルを電気で温める事でゆっくりと放熱して室内を暖めてくれます。
オイルは鉱物油が使われているらしくて、鉱物油とかまるでハーレーのオイルみたいですね。
画像のオレンジ色のギザギザ部分はたくさんのスイッチが配列されたタイマーになっています。
購入時からいまいち理解できないまま使いこなせていません。
このスイッチで15分刻みの設定が出来るのですが、ピンが小さくて一度に2個弾いたり、思いの外固くて爪は痛いしで何でこんなややこしい設計したのか使って見ないとわからないストレス装置だと思います。(このタイマー、現行品の一部の機種にはいまだに採用され続けています。)
見た目は綺麗ですけど(フォロー笑。)
こんな不思議なヒーターも修理する事で愛着も湧いてきます。
この先もまだまだ活躍いただき、我が家を暖めてくれる事でしょう。
それでは、、、。