今週のお題「部活」
部活と言えば、〈体育会系〉か〈文化系〉に別れますよね。
私は最終的には後者〈文化系〉の系統でした。
高校はサッカー部にでも入ろうかと思っていましたが、当時は〈キャプテン翼〉熱の走り始めの時代でしたし、工業高校だった事から、そりゃもう入部希望者の多い事。
次に人気は、野球部。当時、巨人にドラフトで選ばれた某先輩投手が居たこともあり、ここも大人気で多い。
小学校では、嫌々少年ソフトをやってました。
中学では足が速いと錯覚して陸上部に入部も、もっともっと速い、しかも女子が居たりと、半年在籍のち行かなくなり帰宅部に、時間さえあればバス釣りにハマりしょっちゅう行ってたなー。
そんなこんなでしたが、高校くらいは部活に入ろうかとも思っていたのですが、周りの誰かが言った一言。
『こんなに多いとレギュラーは難しいよなー。』
その一言に、妙に納得した記憶があり、そんな理由で1年生では部活に入らなかったのです。
しかも長崎の田舎で、当時はいわゆるツッパリ路線がカッコいいムーブメント。
『汗かいて部活なんかやってられるかー、そこんとこ夜露死苦ー❗』
みたいな乗りでしたし。(笑)
だけど、このあとの事を思えば正解だったかも。
2年生になりました。
工業高校=就職組というのが当時のイメージでしたが、担任に進路を聞かれて初めて思ったのです。
2年後には就職して、働かなきゃならないの?と。
ここでようやく行く末を考えたのでしょうね。
選択肢としては、就職が嫌なら辞めるか進学しかありませんし。
その頃は、進学すればどのくらいのお金が必要かなんて、考えてもなかったと思います。
ただ、高校の専攻は建築科でしたので、そっち系の大学か専門学校で、更に専門性の高い知識を習得して、給料の高い会社に入れる可能性が高いと言う知恵を授かり、目指すことになりました。
一方で子供の頃から美術が得意でしたので、インテリア関係の道も薦められて、気持ちは高まっていたと思います。
しかしながら、頭が悪いと言う致命的な問題があり、とある大学のデザイン科のインテリア専攻であれば、推薦入学でデッサンと面接を頑張れば受かる確率があるとのことで、一択でしたが担任の薦めで美術部に入ったのでした。
目的は何であれ、まともに部活に取り組んだのはこれが初めてでした。
それからは毎日、美術室に通い顧問の先生に厳しいデッサン指導をいただきましたねー。
美術部とは言え、他の高校へデッサン修行の遠征に行きライバル意識で互いに刺激しあったり、タイムスケジュールを組んで作品を納期までに仕上げて美術展に応募したり、体育祭ではそれぞれの応援席に建てる特大パネルの製作から図案化とリーダー役で癖の多いクラスメートを何とか動かして作り上げるとか、今を思えば社会に出て必要な経験を前もってさせてもらっていたのですね。(感謝)
そのかいあって、無事に希望の大学には受かりました。
そして今があると思うと、『部活』って凄くないか❗
それでは、、、。